千代丸です。TOP

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最後の5日間

10月8日(水)


268_01



夕方までは、北斗が寝ているベッドに自力で
入っていけるくらいの元気がありました。

私は今後の治療方針をどうするか、
ステロイドを使い続けるべきかどうか、
そんなことを考えていたので
少なくともこの時は今後も日向の看病が続くと思っていました。


21時過ぎに、日向が突然電気が流れたような激しい痙攣を起こし、
その直後に呼吸が止まりました。
日向の名前を何度も呼ぶうちに呼吸は戻ったものの
意識がなくなった様子で、目が開いたままになっています。

ここで初めて「日向は長くないのかもしれない」と思いました。


リビングで寝ていた北斗が和室にやって来て、
日向のそばを離れなくなりました。
北斗なりに、何かを感じたのかもしれません。


268_02




深夜になると、日向は5分おきに起き上がって
部屋をグルグル回るような行動を取りはじめます。
フラフラした足どりで転んだりトイレに倒れこんだりするので
日向が歩くたびに私もその後ろをついて歩きました。

翌日の早朝、日向はやっと眠りにつきました。



10月9日(木)


268_04


この日も午前中からお昼頃までは北斗と一緒に寝ていましたが、
夕方になると体調が崩れてきました。

また部屋を回り始めたので、病院の先生に電話で相談したところ、
決まった方向にだけ回るのではなく、右回りだったり左回りだったりすることから
脳の障害というより、体のどこかが気持ち悪い、あるいは痛くて
それから逃げたくて回っているのだろうとのこと。


夜11時過ぎ頃、カテーテルで入れたゴハンを吐きました。
時折痙攣を起こし、明らかに意識がなくなりました。

病院には連れて行かず、家で見守っていようと思っていましたが、
呼吸が苦しそうな日向を見ていると、せめて呼吸だけでも楽にしてあげたくて
やはり病院に連れて行こうと決意しました。

深夜0時に近い時間でしたが、病院への電話がつながりました。

病院へは、うちからクルマで1時間弱。
その間、ずっと日向の胸に手を当てて、
心臓が動いていることを確かめていました。
日向が大きな深呼吸をするたびに、ドキッとしました。
どうか病院まで頑張ってくれ、と祈りながら日向のことをなでました。


先生は日向を診ながら、「今夜が勝負になると思うけどいいですか?」と言いました。
今、入院させたらもしかしたら日向の最期に間に合わないかもしれない、
それでも入院させますか?という確認です。
私たちは日向の最期に立ち会うことよりも、
今の日向を少しでも楽にしてもらう方を選びました。


もう日向は、いつ呼吸が止まってもおかしくない状態でした。
家に帰ってもとても寝る気分にはなれません。

きっと電話が鳴ってしまう。
そう覚悟しました。



10月10日(金)

朝になっても、病院から電話はきませんでした。

あんなに呼吸が浅くなっていたのに、
そこから日向はまた頑張ってくれたんだ。
日向はすごいなぁ。えらい子だなぁ。


午前中に病院に行き、日向に会いました。

ほとんど意識はない様子でしたが、
体や顔を撫でると目をつむったり、顔をこちらに向けたり、
足がモミモミ運動したりしていました。
私達がいることに気づいてくれたのかもしれません。



脳圧を下げる薬や、痛み止めの薬を入れているので
昨夜よりは体が楽になっているはずとのこと。

ただし、ここから容態が回復するのは難しい、と言われました。

日向のこれからを、考える必要がありました。
このまま病院で、投薬しながらわずかな可能性に賭けるか、
家に戻って、大好きな北斗のそばにいさせてあげるか、
それとも安楽死か。


どれが日向にとっていいのかその場ではすぐに答えが出せず、
病院を出てからゆっくり考えることにしました。

きっと日向は北斗のそばにいたいと思います。
でも家に戻ると、日向が苦しい時に何もしてやれません。
病院にいるほうが日向の体にとっては楽かもしれない。


日向の心と体、どちらを選ぶべきか。
結局答えが見えないまま、17時半、病院からの電話が鳴ってしまいました。










(ここから先は、日向が息を引き取った後の写真も出てきます)

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日向を応援して下さった皆様へ



本日、10月10日(金)の午後5時45分頃、日向が息を引き取りました。



詳細についてはまた後日、落ち着いてから書かせていただきますが、
おとといの夜から大きく体調を崩し、何度も痙攣や嘔吐を繰り返し、
昨夜遅く、意識がなくなったために病院に連れて行きました。
今日の午前中、日向の面会に行った時は何度か意識が戻っていましたが、
午後からはずっと意識がなく、そのまま呼吸と心臓がほぼ同時に止まったそうです。
きっと眠るような最期だったのだろうと思います。


呼吸がつらそうだった日向が、最期は苦しまずにすんだのがせめてもの救いです。



今は日向のそばに北斗も千代丸もいます。
天国では稲穂も待ってます。
きっと寂しくないだろうと思います。


日向を応援してくださった皆様、ありがとうございました。
応援が日向に届いて、今日まで頑張って生きることができました。


心から、ありがとうございました。



日向、退院

昨日、日向がうちに帰ってきました。


266_01
妙に緊張感溢れる、3ひきの再会シーン。

(さすがに5泊も入院していると、日向の体につく病院の匂いも強くなっているようで、
今までの通院帰りのように、すぐ「おかえり~♪」とはならないらしい)



この後、日向はさっさと熟睡モードに入ってしまったので
撮影は断念。日向の顔はまた明日以降に撮ります。



さて、今回の退院の経緯ですが、
「入院治療で日向が元気になったから」なら万歳なんですが、
残念ながら「入院しても容態が全く変わらないから」でした。

日向の体調を見ながら先生が色々と投薬を考えたり
ビタミン剤や鉄剤を加えてみたりしてくれていましたが、
どれも「効果あり」とは言えない結果でした。

入院によって体調が上向いてきているならこのまま治療を、となるところですが
体調が変わらない上に入院によるストレスがプラスされることを考えると、
自宅治療に戻したほうがいいでしょう、という結論になりました。


今の日向の症状は
・微熱(39度前半あたりをうろうろ)
・食欲と元気の低下(もう自力では全く食べなくなってしまった)
・足のふらつき(寝ている所からトイレに行くのも大変なくらい)
・貧血(赤血球が通常より小さいらしい)
・肝臓のダメージ(じわじわと数値が悪化)
・腸管リンパ節の腫瘍
・たまーに頭もフラフラ
・たまーにひきつけっぽい症状

一方で、総蛋白やグロブリン、白血球は正常値に戻っています。

やっぱりFIPじゃないのかなぁ。
でもFIPじゃないなら何なんだろう。

一体、何を調べればいいのか、何を治療すればいいのか、
私達も先生も頭を抱えているような状況です。

今でもFIPを想定してステロイドの投与が続いているけど
病気が確定しない中でこの薬を飲ませ続けていいのか、
でも飲んでいるおかげで症状が今くらいで済んでるのかもしれない。



・・・・・・答えの出ない悩みが多すぎです。もんもんもんもん・・・・・・・・・






<血液検査>(今回/前回/前々回/基準値)
WBC(白血球):9500/19400/14700/4200~17500
RBC(赤血球):4.99/4.7/-/5.24~10.89
Plt(血小板):46.6/18.9/-/17~60
Hb(ヘモグロビン):7.2/7.5/-/9.0~16.7
PCV(血中濃度):14.0/22/30/29.2~51.7


TP(総蛋白):6.6/7.7/8/5.7~7.8
ALB(アルブミン):2.3/2.8/2.7/2.3~3.5
GLB(グロブリン):4.3/4.9/5.3/2.3~5.3
ALB:GLB比:0.53/0.57/0.5/0.35~1.5
ALT(肝酵素・細胞質内):105/70/62/22~84
AST(肝酵素・Mt内):202/70/32/18~51

ALP(胆嚢):45/55/55/77~358
GGT(胆嚢):-/5/-/1~10
BIL(ビリルビン):0.6/0.8/0.7/0.1~0.4
GLU(血糖値):-/137/124/71~148
TCHO(コレステロール):-/228/-/89~176

Na(ナトリウム):144/151/155/147~156
K(カリウム):3.5/3.3/3.9/3.4~4.6
Cl(クロール):100/106/126/107~120







【おまけ】

重ーい話になっちゃったので、お口直しに千代丸でも。



266_05
どんだけずり落ちても全く気にしてない風。



やっぱこういう寝相こそ、「千代丸」って感じ。







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検査結果

FIPの診断ツールの1つである「蛋白電気永動」の検査結果が出た。



検査結果の数値を見た先生の見解は、




「FIPの可能性を示す数値ではない」




とのこと。

遠まわしな言い方でちょっと分かりづらいけど、
ずばっと言えば、FIP発症の可能性は低い、みたい。




・・・・・・。





マジすっか。





マジっすか。





FIPじゃなさそうですか。






・・・・FIPじゃない?






日向は、FIPじゃないのか!








264_01
やったーーーー!!!








・・・って喜んでたら、先生に
「FIPじゃないとなると、それはそれで悩ましい」
と言われてしまったが。



確かにね。FIPじゃないとすると、日向の
微熱、食欲不振、腸管リンパ腫、若干のビリルビン、肝臓機能低下、貧血
などの症状は何が原因なのかを探らなくてはいけない。

それに、FIPの可能性が「低い」だけで「ゼロ」になったわけじゃない。
(こういうのがFIPのイヤなところだ)



本当に手放しで喜べるのは、
日向の体調不良の原因が明らかになって
然るべき治療をして、食欲と元気が戻った時だろう。




でも今は、FIPじゃない、ってだけで充分だ。
治る病気なら全然オッケー。いくらでも頑張れるもんね。


いつか日向は元気になる。
今度こそ絶対に。






264_03
ひなたちゃーん



264_04
よかったでつね~♪






【おまけ】

検査結果の紙を見てて、一箇所、違和感が。



264_02
「男」って。


いや、男で間違いないんだけども。
「♂」でも「オス」でもなく、「男」ねぇ・・・。

千代丸が「男」って書かれる分には、何の違和感もないんだけどな。
(本当はヤツこそ、男じゃないけど)






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日向のクセ

263_03
ぴろん、と出た日向の手。




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この手に、指をくっつけてみますと、




263_05
ぎゅっと握ってくるですよ。





人間の手を握る日向のクセは、日向が体調を崩してから始まった。





ほとんど24時間、母ちゃんがそばにいるから、
甘えん坊に拍車がかかったんだと思うが、
ひたすら心細い、というのもあるかもしれない。


人間も、体が弱ってると妙に人恋しくなったりするしね。






263_06
母ちゃんの手枕をぎゅーーっと。(爪でてるよ)




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母ちゃんに抱っこしてもらったら、





263_02
その肩を、ぎゅーーっと。(だから爪でてるっつーの)





1回手を握るとずっとそのままで、
ちょっとでも手を放そうとすると、さらに強い力で握ってくる。

「行っちゃやだ」と言われてるような気分だが、
別に、日向置いてどっか行ったりしないのになぁ。




この日向のクセ、かわいいけど切ない。






***





明日、日向のある検査結果が出る。


「蛋白電気泳動(※)」という血液検査で、
FIPの診断ツールの1つと言われている。

もしこの結果で異常無しなら、先日のコロナウイルス抗体価検査の結果と合わせて、
日向のFIP発症はかなり可能性が低いと見ていい。


全ては、明日の結果次第。


検査結果に異常がありませんように。




263_07
神様、どうか・・・・




263_08
お・ね・が・い☆






※蛋白電気泳動
血液検査でのFIPの判断材料として見られるのが、
総蛋白、アルブミン値、グロブリン値、A(アルブミン):G(グロブリン)比。
アルブミンもグロブリンも蛋白の種類の名前で、
FIPを発症すると血液中の蛋白が増えることから
この4つの項目を特に注目して判断する。


しかし実は、普通の血液検査ではグロブリンは検査されていない。
総蛋白の値からアルブミンの値を引いて、グロブリン値を算出している。

つまり、総蛋白が高ければグロブリンも高くなるし、
アルブミン(A)とグロブリン(G)の比率も変わってくる。
(アルブミン値は正常値であることが前提の話)


このあいまいなグロブリン値を精密に検査するのが、蛋白電気泳動。
グロブリンの成分は「α」「β」「γ」の3種類に分けられ、
FIPを発症していると「γ」の値が他に比べて高いらしい。


通常、FIPを発症していればグロブリン値が格段に跳ね上がるので、
わざわざ蛋白電気泳動をしなくても判断できるが、
日向の場合は血液検査もコロナウイルス抗体価も微妙で
FIPともFIPじゃないとも断定できない為、精密検査をすることになった。

FIPを調べるならもれなく蛋白電気永動も、とは限らない。
値段も決してお安くないみたいだし・・・。






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ブログの書き手。ネコの世話人。



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稲穂(いなほ)♂ 
2007.9.12生まれ(多分)
2008.05.30永眠


日向(ひなた)♂ 
2008.04.16生まれ(適当)
2008.10.10永眠





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